【書評】学びを結果に変える アウトプット大全

こんにちは!

本日は『学びを結果に変える アウトプット大全』 (樺田 紫苑 著)の紹介です。

本を読んでも内容が全然覚えられない・・・

ノウハウコレクターで全然行動に移せない・・・

あなたたのそんな悩みを解決します。

著者の樺沢紫苑さんは「日本一、情報発信する医師」として、精神科医・作家としてご活躍されています。ご自身が運営されているSNS、メールマガジン、YouTubeなどでは累計40万人以上に精神医学や心理学、脳科学の知識・情報などをわかりやすく伝えられています。

それでは、早速いきましょう!

本書には、アウトプットの大切さがまとめられています。

インプットとアウトプットの黄金比は、3対7。

学びを結果に変える アウトプット大全

我々は本を読んだりセミナーに参加した後は満足感が高くなっていて、「やってやるぞ!」というモチベーションが最大限になっていたりします。でも、時間が経つに連れて本に書かれていた事、セミナーで学んだ事を忘れて行ってしまい、モチベーションが大きく下がってしまうものです。

著者は、「月3冊読んで3冊アウトプットする人」と、「月10冊読んで1冊もアウトプットしない人」と、では自己成長のスピードが大きく異なると言います。私は、読む本が増えていけば自然と知識やノウハウが脳みそに蓄積されるものだと思い込んでいました。通常、教科書で読んで覚える「暗記」は「意味記憶」を使って記憶をしますが、その意味記憶というものは、覚えにくく忘れやすいという特徴があるらしいです。

そこで、「書いて覚える」「声に出して覚える」ようにするだけで、運動性記憶として記憶しやすくなるとのことです。アウトプットは「運動」であり、人は運動神経を使って筋肉を動かします。「書く」「話す」といった運動神経を使った記憶は「運動性記憶」と呼ばれ、その特徴は一度覚えるとその後はほとんど忘れることはないらしいです。

試験勉強でノートに同じことを書き続けた記憶はありますが、あれは理にかなった覚え方であり、アウトプットの方法だっということです。「どうしてこんなめんどくさいことを延々とやらなあかんねや」とブツブツ言いながらも書き続けた甲斐がありました。

さらに、アウトプットの基本法則について、2つあります。一つは2週間で3回以上アウトプットすると長期記憶として残りやすくなるということ。二つ目は、出力と入力のサイクルが「成長の螺旋階段」となるため、「インプット」と「アウトプット」のサイクルをどんどん回すことが重要である、ということです。

アウトプットを継続していくと、記憶に残るのはもちろん、行動が変わり、現実が変わっていくことで自己成長につながります。それがどんどん楽しくなっていき、連鎖的に結果を出すことができるようになります。自分を、現実を変えていきたい人はアウトプットが必須だということですね。

では、具体的にどのようにアウトプットをしていけばいいのか。ここでは2つの表現行動を挙げます。一つは「話す」こと。ポジティブな発言を続けること。二つ目は「書く」こと。日記を書くこと。トレーニングする。五つのトレーニング方法がある。これを継続すればアウトプット力がガンガン上がります!

さぁ、皆さん、今日から早速始めましょう!

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