【書評】パーパス経営入門 ミドルが会社を変えるための実践ノウハウ

こんにちは!

このブログでは、アラフォーのビジネスパーソンに向けて、本の学びを共有しています。

本日は『パーパス経営入門 ミドルが会社を変えるための実践ノウハウ』 (名和高司さん著)の紹介です。

悩める社員
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パーパス経営って聞いたことあるけどどうしたら良いか分からない・・・

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この記事を読んでわかること
  • パーパス経営入門 ミドルが会社を変えるための実践ノウハウ』の書評と所感

著者の名和高司さんは、京都先端科学大学の教授をされており、一橋ビジネススクールの客員教授もされてます。東京大学法学部、ハーバード・ビジネス・スクールを卒業され、三菱商事を経て、マッキンゼーで約20年間勤務されました。大手企業の社外取締役や社外監査役を歴任。『パーパス経営』、『稲盛と永守』『経営改革大全』など著書多数です。

本書では、組織のミドル層が会社を変えていくための実践的なノウハウが満載に詰まっています。

それでは、早速いきましょう!

なぜこの本を選択したのか?

率直に言うと会社の課題として与えられた本ですが、実は以前から気になっていました。

パーパスというワードは最近SNSを中心に聞くようになっていて、ミッション、ビジョン、バリュー同様に重要な考え方であることが周知されてきています。

私は経営者でもなければ中間管理職でもないですが、一プレイヤーとしての立場でも必要な考え方や知識だと思い、この本をしっかり読んでおきたいと思いました。

パーパスとはそもそも何?

社会的な背景から人材不足が地方では特に進んでいます。若年層の労働力も慢性的に足りていません。

ただリモートワークの浸透により地方で働く柔軟性が認められてきたり、副業やリスキリングの考え方が叫ばれ始めている中で、「他で働いてみたい」という意欲のある人材が確保できるようになってきたという背景があります。

地方の産業を盛り上げていくことは、日本を盛り上げていくことに繋がるし、喫緊の課題と言えます。

今後はどうなる?

今後は地方副業の需要も高まるだろうと考えています。

相変わらず都心部への人口流入は続くと思われますが、地方産業への一定の需要は以前よりは増している気がします。

そして、むしろ一つの企業で同じことをやり続けるという従来の考え方を変え、

全く違う業界で、規模が大きく変わる企業やNPOで、異なる人材と協業していくというメリットを享受していく人材が増えていくと感じています。

所感

著者は地方貢献とはまた違うと述べていたが、私は地方創生に貢献できる要素は大きいと考えています。むしろ今後はこの働き方が理想の働き方になるのでは?とさえ考えています。

人材が一つの企業で受動的にただ給料をもらうためだけに働くスタイルではなく、自ら率先して組織をけん引し、地方や社会に貢献していく。そして新しい産業を興していくのは、地方から日本を元気にしていく理想のカタチなのではと思います。

単純に副業やリスキリングに収まらない。我々ができることは、一人でもまず始めること。行動を続ければ、必ず何かが起こるし、逆に何かが起こらないと、何も変わらないということになる。

さぁ、始めましょう!!

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