営業マンが正義を振りかざすことは正解か?

こんにちは!

法人営業職15年のミラさんです!

本日は営業マンが正義を振りかざすことは正解か?についてお伝えしたいと思います。

明らかに間違った価値観を正したい…

白黒ハッキリつけたい!

そんな方にお伝えできればと思います。

それでは早速行きましょう!

正義(正論)を振りかざすことは正解でないことが多い。

いきなりですが、僕が今得ている結論はこれです。正義正論を振りかざすことは決して正解にはならないです。

ではなぜか?

正義(正論)を振りかざすことが間違いであるはずがない。正義はいつの時代もどんな時も正しいのだ!

気持ちは痛いほど分かります。

半◯直樹のドラマのように、バッタバッタと正義が勝つ姿は誰が見てもいつの時代も気持ち良いものです。

でも、現実はそんなに甘くないと思ってます。

それは正論を振りかざすことは相手の感情にとっての納得感が薄いからです。

どういう事か?

論理的には筋が通っているのに、なぜ納得できないのか?

それは、人間が感情的な生き物だからです。何を言うか?より、誰が言うか?です。

あいつの言うことは頭では分かるんだけど、なんか嫌だ、なんか納得したくない!

こんな感じです。

皆さんにもそんな経験ありませんか?

内容は全く同じことを言っているのに、発信している本人のキャラクター、普段からの言動、信用信頼関係によって、捉え方が全く変わりませんか?

それと同様だと思っています。

僕が新入社員研修の時、講師の社労士さんが仰っていたこと。

「社会は正論が正解でなく、最適解が正解のことの方が多い。」です。

初めに聞いた時は何を言っているか分かりませんでしたが、今は痛いほど分かります。

その場をぶった斬るような正論(正義)を振りかざしまくる人は、組織では敬遠されたりします。

むしろ、相手の意図、感情、前提を汲み取りながら、譲歩案を提示した方がスムーズに行き、その積み重ねによって信頼関係を構築、そしてその先に「まぁあなたが言うなら仕方ないか…」と相手が許してくれたり納得してくれたりする。

そんな経験はありませんか?

僕は営業や社内調整をする上でそのような状況に出くわすことが多かったので、実感値としてあります。

正論(正義)は悪なのか?

じゃあ、正論(正義)を持つ必要はないのか?

それは違うと思います。

むしろ、自分の中の正義正論はしっかりと持ちながら、相手に合わせて形を変えながら主張していくことが必要だと思っています。

じゃないと、自分の軸がブレブレになりますし、オリジナリティの無い意見、考え方は、自分に価値をもたらすことは無いですよね?

むしろ、しっかりと自分の中にオリジナリティを気づいておきたい所です。

それでも正義を振りかざしたい人は?

とは言っても、許せないものは許せないし、組織を間違った方向に進ませたくない、言いたいことは言いたい!って人はどうすれば良いでしょうか。

そんな方はまず圧倒的な実力を付けましょう。笑

周りが「この人の言うことは絶対なので何も言えんわ」ってまで成果を出して、周りからの信用、信頼を得た状態であれば、自分の正義、主義主張は聞いてもらえる事は増えると思います。

でも、一つ言えるのは、自分の正義、主義主張は絶対ではないということです。結局人間は一動物であって、間違えることなんて多々あります。

仮にその時は正しそうな意見、考え方でも、時代や社会情勢、市場の流れによって前提となる条件はすぐに変動します。

なので、客観的な視点、そして、自分は間違う事はある、という謙虚な心を忘れずに、主張することは大事です。

もちろん、営業でも一緒です。お客様が間違っている、直した方が良い、正したいと思っていても、実はお客様の方が結果的に上手く行く事もあり得ます。

大事なのは、冷静に、冷徹に、俯瞰的ひ見ることです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

正義正論を振りかざすのは一見正しそうに見えますが、組織やチームを間違った方向に進ませて行ったり、軋轢を生むというリスクもはらみます。

真の目的は悪を退治することや、自分の思った通りに世の中を進ませることではないはすです。

組織やチームが気持ちよく仕事が出来て、成果を最大化して、世の中、消費者を幸せにすることがゴールのはずです。

視野を広げて、幸せな世の中を築けるようにやっていきましょう!

皆さんもぜひご参考にされてみてください!

本日もありがとうございました。

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