こんにちは!
このブログでは、アラフォーのビジネスパーソンに向けて、本の学びを共有しています。
本日は『魚を与えるのではなく、サカナの釣り方を教えよう 起業家の父から愛する子へ33の教え』 (浦田 健 著)の紹介です。
お金を稼ぎたいけど、どうしたら良いか分からない・・・
夢や目標をもう一度整理したい・・・
あなたたのそんな悩みを解決します。
著者の浦田健さんはFPコミュニケーションズ代表取締役で不動産投資家、日本不動産コミュニティー(J-REC)を立ち上げたり、『金持ち大家さん』などの著書でも有名な方です。
本書には、お金と幸せ、ビジネス(仕事)、コミュニケーション、運をつかむための成功法則について、33項目がまとめられています。
それでは、早速いきましょう!
お金と幸せの法則編
お金に綺麗も汚いもない。お金を稼ぐことは良いこと。稼ぐことを躊躇してはいけない。
魚を与えるのではなく、サカナの釣り方を教えよう 起業家の父から愛する子へ33の教え
多くの人はお金を稼ぐことにどこか後ろめたさを感じています。
「お金が大好き!!」とか豪語しようものなら、「金の亡者やん・・・」などと周りから揶揄されたりします。
でも、お金がたくさんあると普段できないような極上のサービスや商品を体験することができます。
その体験をすることで新たなサービスや商品のアイデアを思いついて、それが世の中に提供されることで、お金持ちはさらにお金持ちになっていく、という好循環になります。
やっぱりお金があるに越したことはないし、
世の中が「もっと稼ぎたい!」「もっと豊かになりたい!」「自由になりたい!」というパワーで溢れても良いと私は思います。
さらに本書では、お金の使い方について言及していて、「幸福度が高まる5つのお金の使い方」を紹介しています。
①モノではなく体験を購入する
②特別なご褒美にお金を使う
③心に余裕ができる時間の使い方にお金を使う
④先に支払って楽しみを倍増させる
⑤他人のためにお金を使う
魚を与えるのではなく、サカナの釣り方を教えよう 起業家の父から愛する子へ33の教え
お金のYouTuberでもある両学長も、幸せなお金持ちになるには、お金を使う力の重要性を説かれています。
ビジネス成功法則編
好きなこと、情熱があること、他人にとって良いこと、を仕事にする。
魚を与えるのではなく、サカナの釣り方を教えよう 起業家の父から愛する子へ33の教え
「誰がなんと言おうと好き×メチャ情熱がある×社会に対して良いこと」
を公式として、自分の大好きなことに取り組む。
大事なのは名詞ではなく、動詞で考えること。
①名詞:サッカー
動詞:戦術を考える。誰かを応援する。効率の良いトレーニング法を考える。
②名詞:ゲーム
動詞:レベル上げをする。格闘ゲームで相手を攻略する。キャラクターを育てる。
「問題を解決することに集中し過ぎてはいけない。」
世の中に無いものを作ろうとする時、その答えを知っている者はいない。
だから走りながら考えること。分かってからやるのではない。やればわかる。
準備が整う前に始めよう。
魚を与えるのではなく、サカナの釣り方を教えよう 起業家の父から愛する子へ33の教え
「もっと○○があればできるのに・・・」と考える前に、とにかくやり始める。
やり始めてみて考える。条件とかはやりながらそろえる。これが大事。
新しいことを始めるのに条件がそろうことなんて、まず無いものと思い進めてみる。
失敗したら次のアクションを考える。この繰り返し。とにかく走りだそう。
コミュニケーション 編
コミュニケーションはキャッチボール。投げるよりもキャッチの達人になろう。
魚を与えるのではなく、サカナの釣り方を教えよう 起業家の父から愛する子へ33の教え
「話を聞く」だけでなく、「相手の悩みを解決する」ことに重きを置くことが大事だと思っている。
常に「相手は何を欲しがっているのか、何で満足したいのか」を頭に入れながら、話を聞く。
そうすればこちら側の反応は決まってくる。
一つだけ言えるのは、こちら側がしゃべり倒せばコミュニケーションが成立するわけではない、ということ。
運をつかみ成功する編
何があっても成功を信じなさい。
魚を与えるのではなく、サカナの釣り方を教えよう 起業家のcから愛する子へ33の教え
「信ずるものは救われる」という言葉があるけど、心から自分の力を信じ続けることは、
自分の潜在意識にも刷り込まれ、思いもよらない発想が浮かんだり、力が出たりする。
行動を続ければ、必ず何かが起こるし、逆に何かが起こらないと、何も変わらないということになる。
最後は自分を強く信じ続けられるか、それが成功、成長のカギになると思う。
「何事にも「ありがとう」と感謝する」
魚を与えるのではなく、サカナの釣り方を教えよう 起業家のcから愛する子へ33の教え
目の前のことに感謝をすることは大事だと思っている。
ご飯が食べれる、仕事ができる、呼吸ができる、お金を稼げる。
でも年を重ねたり、成功をしたりしてくると、当たり前のことが多くなって感謝の気持ちを忘れがちになる。
「実るほど頭を垂れる稲穂かな」というが、成功したり成長を重ねるほど謙虚で感謝の気持ちを持ち続けていたいもの。
まとめ
自分の目標をもって、地道にやり続ける。やり続けることで道が開ける。
あきらめてはいけない。
感想
著者が自分の子供に書いている字体なので、読みやすかったし、何よりもメッセージ性が強く、
どの章も自分の心にグサッと響いた。
自分のバイブル本になり得る名作だと思うので、今後もことあるごとにこの本を見直そうと思う。
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